ミニマリストになりたい主婦のたわごと。

ミニマリストに憧れる30代主婦の雑多にも程があるブログ

キャッシュレス決済との付き合い方を見直した話

4年前キャッシュレス決済に目覚めた頃は、もう今後現金はキャッシュレスが使えないところでしか使わないぞ!と意気込むほどキャッシュレスに傾倒していました。

 

キャッシュレスを推進するYouTubeを未漁ったりポイ活系のサイトにいくつも登録したりして、自分はお得なお金の使い方ができている!と信じて疑っていませんでした。

 

ですが、実際には逆に現金を使っていた頃よりもお金を使いすぎていたのが事実です。

 

今回は、キャッシュレス決済(クレジットカード)の管理不足のせいで起こしてしまった

失敗をご紹介し、最後に今の自分のお金の使い方についてご紹介しようと思います。

 

失敗その1.収支がよくわからなくなった

 

私が以前主に使用していたキャッシュレス決済の手段は、クレジットカードをiPhoneApple Payに登録して電子マネーとして使用するQUICPay

 

楽天カードをメインに、ANA JCBカードやヤフーカード(今はPayPayカードに改名しましたね)、プリペイド式のKyashカードなど、たくさんのクレジットカードをWalletに登録して使っていました。

 

そして、コード決済はPayPay楽天ペイ。

 

もうほんとに絶対に現金を使いたくない!という気概を感じますね。

 

本当に、この頃は現金を使うのは病院のみで、ほとんど全ての支払いをスマホかクレジットカードで済ませていました。

 

現金を使わない支払いは、誰が触ったかわからない汚れた小銭を触る必要もなく、サッとかざしてすぐ決済が完了するのでとっても便利です。

とくに子供を連れての買い物ではかなり重宝しました。

 

ですが、この頃の私は育児家事に追われ、家計簿を全くつけておらず、カードの支払い金額が確定する頃に

 

「嘘!?こんなに使ってた!?」

 

と毎月驚愕していました

 

さらにはクレカの利用明細の反映の差に加えて、毎月の予算というものをとくに設定していなかったので、今月あとどれくらい使えるお金が残っているのか?がわからない状態に陥っていました。

 

結果、お金を使いすぎてしまっていました。

 

 

2.お金を払っているという感覚が薄れて使いすぎてしまう

 

クレジットカードで支払いをしているとあまり考えずにホイホイ買い物をしてしまっていました。

お財布にお金がなくても物が買えてしまうというのも大いにあると思います。

会計時に足りなくなるという心配がないのはメリットのはずなのですが、私のようにお金の管理が甘いタイプの人間にはデメリットでした。

 

また、現金で管理をしている場合なら、お財布を見て入っているお金を数えれば残高があとどれくらいなのかパッと見て分かりますが、キャッシュレス(クレジットカード)の場合、それが分かりにくいというのがあります。

 

現金派の方がこういう話をすると、キャッシュレス推進派の方は「お金を数字で見て管理できない人ってアホなの?」というような感想を抱くと思うのですが、これは本当に人それぞれの向き不向きなので仕方ないことだと思うんです。

 

 

・現金派:残高を見てあとどれくらい使えるか考えている

 

・キャッシュレス(クレカ)派:使った分を見て、あとどれくらい使えるかを考えている

 

 

という考え方の違いかなと思います。

 

 

で、私は残高がパッと見てわからないと収支がよくわからなくなってきて、結果使いすぎてしまうタイプなのだと、4年間キャッシュレスにしてみたり現金にしてみたりを繰り返してみたなかで気づきました。

 

 

お金を整えるために変えたこと

 

 

1.キャッシュレス決済を一旦やめてみた

 

これは一番最初にやったことです。

 

クレカの管理不足のせいで、先月のクレジットカードの支払いが今月の生活費を圧迫している……ということが毎月のように発生するようになった私。

これではいけないと思った私は、クレジットカードを使うことを一度やめてみることにしました。

お金を払う感覚が少しずつ元に戻り、そこからだんだんとお金が整うようになりました。

 

 

2.家計簿をつけるようにした

 

世の中の主婦が当たり前にしているこの家計簿も、ズボラな私には難しかった

厳密に記録しようとして何度も挫折しました。笑

なので、今はざっくりとレシートを見ながら「この日にいくら使ったか」だけをスマホのアプリで手動で記録しています。

使っているアプリはCaho家計簿です。

使われているイラストがとってもオシャレで可愛いところに惹かれて使い始めたのですが、カテゴリーや予算を設定できたり、円グラフやカレンダーで表示できたりと使い勝手も良くて気に入って使っています。

 

マネーフォワードも一応使っていますが無料版だとクレカ明細の反映が遅いので先に手動で入力するようにしています。

 

 

 

3.使うキャッシュレス決済の手段を減らす

 

前までは色々な種類のクレカをApple Payに登録していたり色々な種類のコード決済を使っていたのですが、そのせいで明細がとっ散らかってよくわからないことになっていたので、思い切ってクレカは楽天カードのみに絞って、コード決済も楽天カードに紐付けた楽天ペイだけを使用することにしました。

 

そうすることによってポイントも分散されず楽天ポイントだけが貯まるようになり、使いやすくなると考えました。

いくらクレカとコード決済、プリペイドカードの組み合わせがお得でも、ポイントが分散しているとそのポイントを使うための手間が発生してしまいます。

 

一つ一つのポイントがちょっとずつ貯まっている状態よりも楽天ポイント1個に絞って集中的に貯めたほうが、使う時のことを考えると楽だしお得だと思います。

 

楽天ペイは楽天カードから楽天キャッシュにチャージして支払い元を楽天キャッシュに設定して支払いをすると還元率が常時1.5%になります。

 

私が日用品を買うドラッグストアでは大体どこでも楽天ペイが使用できるので、最近コンビニとドラッグストアの買い物ではほとんど楽天ペイを使用しています。

考えるのがめんどくさいズボラにとって明細がまとまる上に還元率が高いのは嬉しいです。

しかもチャージして使うので後払いではなく先払い。

支出の管理がしやすいです。(個人的には)

 

楽天ペイとカードが使えないところでは潔く現金で支払います。

 

ちなみにメルカリの売上があるときはメルペイ(iD)を使うこともあります。

 

 

4.クレカを使ったらその日のうちに家計簿にメモし、財布からその分のお金を抜く

 

クレカ使いすぎちゃう人、全員これやってみて!!!というほど、1番お金を整えるのに効果的だった方法です。

 

この方法を知ったきっかけはYouTubeで家計管理術を紹介している方が

「クレカを現金のように管理する方法」

として紹介していた動画でした。

 

具体的なやり方は、

 

・クレカを使ったらその分を家計簿にメモし、引き落とし用のお金を入れるポーチ(封筒でも何でもいい)に入れて保管。

・引き落とし金額が確定したら引き落とし日までにATMに預け入れする。

 

だけです。

 

この方法のおかげでかなりお金の管理がしやすくなったし、お財布を整理する癖がつきました。

 

 

4.生活費用とお小遣い用で財布を分ける

 

今の時代には一見そぐわないやり方だとは思うのですが、これがまぁ私にはピッタリでした。

 

前は生活費用のクレカ、自分のお小遣い用のクレカというような分け方で使っていたこともあるのですが、結局日用品を買うついでに自分の化粧品や服を買ったりして生活費で立て替えることが多いので、クレカの明細だけでは自分のお小遣いがあとどのくらい使えるのか分かりにくかったです。

 

お財布を別々にしてさらに4の方法でクレカを現金っぽく管理すると、一目で残高がわかるので、使いすぎや物欲にブレーキをかけることができるようになりました。

 

 

結果、支出が整い、お金のストレスが減った

 

上記のスタイルに変えたことにより買い物がシンプルになり支出も整うようになりました。

 

以前は給料日前になるとお金が足りなかったり、そもそも給料日の時点で先月のクレカ引き落としに半分以上持っていかれて自転車操業状態に陥りかけたこともありましたが、今では引き落とし額に怯えることも無くなりました。

 

夫が頑張って外で稼いできてくれた大切なお金をやりくりの仕方を工夫もせずに使っていた自分。

本当に馬鹿でした。

 

これらの反省を生かしてキャッシュレス決済(クレカ)とうまく付き合っていきたいです。